イノベーションセンター・パークのSDGsに係る取り組み

イノベーションセンターでは2019年、2020年に「イノベSDGsミートアップ」と題して、ビジネスにおけるSDGsの活用法やイノベーションセンターにおけるSDGsの取り組みを発表し、イノベーションパーク立地企業、イノベーションセンター入居企業、および市内事業者の方々のSDGsに対する理解を深める活動を行って参りました。
この活動はSDGs(持続可能な世界の実現に向けた17のゴール)の達成に向けて引き続き行う所存です。

1.ICT関連産業の集積による、地域IT開発拠点

滝沢市、岩手県立大学及び岩手県は、関係機関と連携を図りICT関連産業の誘致活動を行い、北東北におけるICT関連企業の一大集積地となっており、イノベーションセンター及びパークではICT関連企業を中心に20社を超える企業が入居している。


2.産学官連携に取り組み、イノベーション創出する施設

県立大学との共同研究などの産学官連携や協業などの企業間連携、さらには小中学校など地域の学校や団体等との連携や交流を促進するため、第2イノベ内に入居企業等からの相談対応の窓口を設置し、専任職員を常駐させコーディネートやマッチングにあたるとともに、課題解決型プロジェクト演習(PBL)などの産学官連携イベントなどを積極的に実施している。


3.地域の雇用創出の場

IT産業を中心とした地域の雇用創出の場となっており、現在150名以上が当施設で就業している。また県立大学関係で15人が就職し、学生アルバイトが9人、合計24名が雇用されており、県立大学生の就職等の一定の受け皿となっている。


4.地域との連携・交流ができる施設

近隣の中学校のクラブ活動を支援し、プロジェクト研究員と学生が講師となって、プログラミング実習教室を開催している。
また、滝沢市及び県では、将来のソフトウェア開発や科学技術を担う小学生を対象に、子供でも扱えるプログラミング体験イベントや親子ロボット教室を同施設にて開催している。


5.人材育成の為の施設

ソフトウェア情報学部のゼミ等の授業の一部を入居企業に開放するとともに、実践型能力を身に付けた学生の育成を図っている。また関係機関と連携を行いながらICT関連の各種セミナーを開催し、将来のICT人材の育成に努めている。


6.環境へ配慮した施設

自然に還らないプラスチックごみの削減を行い、ゴミの分別の徹底を行います。また節水トイレを利用するなど、環境に配慮した施設を目指します。

イノベーションパーク・センター企業のSDGsの取り組み

イノベーションセンターの施設におけるSDGsの取り組みのみならず、イノベーションパーク及びセンター立地・入居企業においても積極的にSDGs活動に取り組んでおります。

企業名 SDGs取り組み内容
岩手インフォメーションテクノロジー ジェンダー平等を実現しよう,
東京システムズ株式会社 産業と技術革新の基盤をつくろう
日本精機株式会社 ソフトウエア岩手設計分室 当社グループは、グループの強みを生かして事業発展と社会問題解決の両立を目指すCSV(Creating Shared Value = 共有価値の創造)の考え方に立って本業で社会貢献すべくアウトサイド・イン・ビジネス・アプローチの観点も取り入れながらSDGsの開発目標実現に向けた取り組みを行ってまいります。
株式会社ノット 貧困をなくそう, すべての人に健康と福祉を
株式会社ビーネックステクノロジーズ 室の高い教育をみんなに, 働きがいも経済成長も, 産業と技術革新の基盤をつくろう, パートナーシップで目標を達成しよう
ぴたデジ株式会社 働きがいも 経済成長も, 産業と技術革新の基盤をつくろう
株式会社ポテンシャル すべての人に健康と福祉を、ジェンダー平等を実現しよう、人や国の不平等をなくそう、住み続けられるまちづくりを、つくる責任 つかう責任

(五十音順)